菅政権はいろいろお粗末なことをやってまいりましたが、菅おろしの面々についてもよく知っておかないと、ということで菅おろしで特に目立っている方々のバックグラウンドをネットからあれこれピックアップ!

■石破茂氏
・今年長女が東京電力入社
・夫人が昭和電工取締役の娘(東京電力・昭和電工とも森コンツェルン)
・東電の大株主金融が出身支持母体
・東京電力株 4813株保有  
・原子力というエネルギーをどのように安全にして維持していくかということ
 から目をそらしてはならないと脱原発の動きをけん制。

■谷垣禎一氏
・元原子力委員会委員長
・元原子燃料サイクル特別委員会委員長
・地下式原子力発電所政策推進議員連盟

■大島理森氏
・核融合エネルギー推進議員連盟 副会長
・電源立地及び原子力等調査会 元会長(現在、顧問)
・元原子力委員会委員長
・青森県六ヶ所村再処理施設誘致

■石原伸晃氏
・原子燃料サイクル特別委員会副委員長
・原子力研究所を核燃料サイクル機構傘下に吸収させる
・発送電分離、浜岡原発停止等を批判(手続き上ということではありますが)
反原発、「集団ヒステリー」
11日の脱原発デモのバックにいるのは革マル派、中核派、原水協。反対運動はアナーキー

■西岡武夫参議院議長
・諫早湾干拓は父親の構想がルーツ。
・諫早湾干拓訴訟で開門の判決を受け入れた菅首相に激怒。
・地下式原子力発電所政策推進議員連盟

■鳩山由紀夫氏
・選挙地盤の室蘭にある日本製鋼所が製造する原子炉圧力容器は世界シェア80%
・地下式原子力発電所政策推進議員連盟顧問

■小沢一郎氏
・原発に慎重だった民主党の政策を「原発推進」に転換(ここにきて脱原発を主張)

 ちなみに小沢一郎氏の親分であり、自民党の原発利権誘導型政治をつくった
田中角栄氏は原発建設のためのお金を総裁選挙でばらまき、首相の座を射止めています。
 ロッキード事件より驚くべき内容と思うのですが、本人は亡くなりましたし、
 すでに時効ですからいとも簡単にこんな話も出てくるのでしょうね。

仙谷氏と前原誠司・前外務大臣はベトナムへの原発輸出を推進してきた両輪
 不信任案騒動のドサクサの中、輸出再開に舵を切る好機とばかりに動いた

「地下原発」は菅降ろし?超党派議連発足の狙いは 大物が勢揃い
 不信任騒動の最中 大連立に含み

■地下式原子力発電所政策推進議員連盟
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110601k0000m010134000c.html
http://yokita.blog58.fc2.com/blog-entry-131.html

経産省の中にいた脱原発派をバタバタと潰していった動きをした方がいた。その方が今内閣の官房参与の中にいらっしゃる。このまま何も約束させずに菅さんを沈没させたら もう官僚傀儡政権が出来る 経産省と東京電力が「飯田(哲也)さえ潰せばいい」

参議院では原発事故直後の3/31にどさくさでヨルダンとの原子力協定案を可決
賛成した国会議員

自民党の原発推進議員に渡った東電からの“隠れ献金”

自民 原発推進派はや指導 「原子力守る」政策会議発足 原子力の選択肢を放棄するな

石油等資源・エネルギー調査会、電源立地及び原子力等調査会、経済産業部会の合議体としての「エネルギー政策合同会議」

原発推進者リスト(原発事故以降、脱原発を主張されている方もいますのであくまで参考程度に)

東電コネクション(原子力関連事業)

つまり、エネルギー政策の見直しを打ち出した菅首相は、
 これだけの勢力を敵に回した可能性がある。

鼻をつまんで菅を支持する

 

以上、ネットからひろってきた情報です。

 

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電力は権力。情報も権力。

情報はネット化して"じゃがいもの根"型に権力が分散しましたが、電力はいまだ電気をつくる者が権力の頂点になる釣り鐘型のまま。

オイルショック以降もこの構造を保ち続けるためにとくに都合が良かったのが、巨大技術の集積でだれもがマネできるものではない原発。自然エネルギーではだれもが発電できてしまうので、権力が分散してしまう。

ネットで情報発信する人に脱原発や東電解体等の意見が多いのは、"じゃがいもの根"型権力構造感覚が身につきはじめているため、電力の釣り鐘型権力構造に強い違和感を感じているというのもあるのでしょう。

原発推進の議員や官僚の方も別に利権とかではなくて、エネルギー問題や国防のことや純粋に考えてやってるんだ、といった思いでいる方もいるでしょう。 ただ、エネルギーは見えない権力でもあり、私たちはだれもが無意識を権力にからめとられながら行動しているもの。原発事故といった非常時においてはじめて見えなかったものがあぶりだされてきます。

電力(権力)分散の鍵を握る制度は再生可能エネルギーの固定価格買取制度と、発送電分離などです。(コスト面、安全面での原発神話が崩壊したあとも)なぜ固定価格買取制度や発送電分離を阻止するために必死になるのか、原発推進の方も、これまで信じてきた表向きの理由だけから守りに入るのではなく、この機会に自分たちが がんじがらめに からめとられてきた見えない権力と向き合って、そこから開放されようとは思いませんか。


民主主義に隠された官僚独裁主義
改革派官僚・古賀茂明が重大暴露 東電の電気料金は半額にできる
「支配関係」から「権力関係」へ

 

 

 

 


 

 

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